コロナが明けて、海外に行く機会が増えていきます。その度に、思う日本の良さ。おもてなし、物作りの精神、豊かな自然、枚挙に暇がありません。
残念ながら、相対的にどんどんとシュリンクしていく経済で唯一の成長産業でもある観光。
まずは、そこから世界の皆様アピールして行って、日本の良さを精いっぱいアピールして、日本のファンを増やして、帰ってもらいたい。
当然だが、いずれは海外の展開も積極的に行って行きたいと思います。
和心は3年後何をしたいか?
税前5億の利益。平均時価総額100億円。
さらに、5年後税前8億。過去最高時価総額160億円を叩き出す。
振り返ると、我々にとってコロナ禍とはなんだったのか?
まず初めにこの度の新型コロナウィルスのパンデミックにより亡くなられた方への哀悼の意と、残されたご遺族の皆様に心からお悔やみ申し上げます。
2020年初めに突如として世界中を襲ったこのウィルスは、創業から今まで比較的大きな困難なくやってこれた弊社にも信じがたいほどのダメージを与えました。
一年程度で落ち着くかと思っていたこの未曽有の協奏曲は一行に終演を迎える素振りがなく、翌年も翌々年も私たちを苦しめました。
未だにまともな商売ができない中で、私たち経営陣も、どうすればキャッシュが底をつく日を一日でも伸ばせるのかのみを考える日々が続きました。
追い打ちをかけるかの如く次に私たちを襲ったのは、ここまで会社を共に育ててきた多くの仲間の離脱でした。ひとり、またひとりと日を追うごとに仲間が去っていきました。
当然の如く寂しさはありましたが、会社を去って行く心情も理解できたため、責める気持ちは湧きませんでした。
むしろその様な選択をさせてしまうしかできなかったと悔しさでいっぱいでした。
しかしながら、このコロナによって窮地に立たされたことで私たちはあることに気が付いたのです。
コロナよりも、実は圧倒的に大きかった我々の敗因とは?
1, 上場後のおごり
特に自分ですが。
2, 強すぎる成長至上主義。
今後は人と比べない。焦らない。という自然体成長に。
自然体成長とは何か?
「売上成長や短期利益に惑わされずに、真の企業価値の増大に努める」
真の企業価値の増大とは「お客様の笑顔と満足度を貪欲に求めること」である。
1, 理念に回帰する。
「日本のカルチャーを世界に」という理念に回帰し、日本のものづくりを世界に伝えます。
2, 商売の基本に回帰する。
小さい本部、何より一生懸命に商売する。
3, 資本市場の活用
資本主義社会においてせっかく上場している。金融と証券を上手に活用するべきである。
今後の成長戦略
1, 一に出店、二に出店!!
未曽有の危機を体験したことで、店舗の販売力は上がり、本部経費含めたコストも大きく削減でき、とても筋肉質な高利益体質となりました。
加えてインバウンド消費が継続して好調など、外的環境にも恵まれている今、怒涛の出店攻勢を仕掛けていきます。
2, 業態の開発<業態の深掘り
青山フラワーマーケットの創業者井上さんの言葉です。「花を綺麗にしたかったら土を豊かにしなさい。」
どうしても目に見えてる部分だけに着目しがちなので、深くこだわっていきたい。
3, とはいえ、業態を増やす。どんな業態か?
とはいえ,次の一手に備えて「海外でも通用する業態」を開発します。海外でも通用する業態。業態が増えることによって、アニメゲームMD事業の売上の増大につながるからです。
代表取締役社長/森 智宏